小姐的不夜城故事 -15ページ目

小姐の選び方 (7)

番外編 (下)

 

正宗按摩の女の子の巻

 

保健マッサージで働く女の子にも触手を伸ばすおとーさんがいます。こちらの女の子は基本的に日本語はNGなのである程度の中国語が要求されますが、こちらも一度手を染めると止められないようです。

 

マッサージの女の子は南の方が断然可愛くて若い子がそろっています。最近は上海あたりでも‘足浴’の看板を目にしますが、南方では足のマッサージのみを専門にする店に、湖南、四川、貴州などの若い女の子が多く、そこで話をつけて上海に引っ張ってきて囲ってしまうおとーさんもいます。

 

この場合のメリットはまず本格的なマッサージが毎日楽しめる事。上海あたりでも毎日マッサージを2時間もすれば月に3000元ぐらいします、彼女たちの手取りは1時間で10元ほどですから、毎日4~5時間働いても40~50元にしかならず、月に1500元の稼ぎが精一杯です。仮にアパート代込みで3000元も渡せば喜んでどこでも付いて来ます。そして掃除、洗濯、食事など、身の回りの世話までしてくれて、さらに夜の世話までしてくれればかなり安上がりです。

この場合はあくまで愛人契約だと割り切って囲いましょう。契約が切れればそれで関係は終わりです、としっかり言い聞かす必要があります。あくまでも雇用者と被雇用者の関係それを貫けるかどうかがポイントです。

 

ただこちらも田舎の素人の女の子なので処女の子が普通です。素人の場合は別れ際がかなり大変です。当然お互い情も移っている事でしょうから逃げ切る事は難しいかと思います。こうゆう場合は素直に二奶(二号さん)にしてあげて下さい。それほどお金もかからないでしょうから。老後を按摩できる女の子と過ごすのも悪くないかもしれません。

 

 

 

 

 

小姐の選び方 (6)

番外編 (上) 

 

日本料理屋の女の子の巻 

 

日本料理屋経由日本人クラブというのは、正しい小姐の王道です。ただおとーさんの中には日本料理屋で青田買いをされる方がいるようです。 

 

日本料理屋で働く女の子たちは、だいたいが地方の高校を卒業して働いている子か、たまに大学などで日本語を学んでいる子などもいます。多くの女の子は勉強熱心で、日本人客を相手に日本語の勉強をしたりして、気軽に話し掛けてくる事が多いと思います。 

 

中には日常の会話はかなり上手な子もいるので、彼女たちと親しくなってデートに誘い、服や携帯電話などを買い与え援交しているおとーさんもいます。その後日本語学校に通わせたりしながら、囲ってしまうおとーさんも出てきています。 

 

この場合の注意は、彼女たちが素人だと言う点です。素人の女の子は思いつめるとどうゆう行動に出るか予測できません。基本的に不倫という事実すら理解できないでしょうから、この手の女の子は出張者でないとなかなか相手するのが難しいかと思います。また嫁子のいるおとーさんはかなりの注意が必要です。 

 

中国での田舎の素人の女の子はそのほとんどが処女の女の子です。もし仮に肉体関係まで発展すれば、その分おとーさんの責任は大きくなります。当然のように結婚を求めてきますし、身体を奪われた保障も主張してくるでしょう。そしてずるずる関係を続けていると、子供が欲しいと言い出し逃げ切れなくなってしまいます。 

 

完全に逃げるにはやはり蒸発しかありません。その為には普段から自分の事はシークレットにして付き合う必要があります。仕事、会社、家族の事は適当に誤魔化しながら深く喋らないよう注意し、いよいよやばくなればすべてを捨てて蒸発して下さい。おとーさんもそのあたりを重々考えて行動してください。

 

 

 

 

 

 

 

小姐の選び方 (5)

サウナ、床屋編 (下)

 

サウナや床屋で知り合った小姐たちとの付き合いは純粋です。おとーさんの事を信用できる人間だと感じれば、単純に男と女の、それもコアな身体の関係が築けます。そうゆう小姐ができれば、もうお店に行く必要はありません。彼女たちとの個人契約で外で会うようにすれば余計なお金も使いません。

 

出張者であれば、泊まっているホテルに呼び出したり、(安全の為早めの時間にするとか、絶対安全なホテルを用意する)駐在者であれば、小姐の家に通うもしくは、安宿を取るようにすればよいのです。(間違っても自宅には呼ばないように)こうする方が、より安全に小姐とのHが楽しめます。

 

小姐たちの目的はあなたとのHです。それも気持ちの入ったHです。ですからカラオケやクラブの擦り切れた小姐たちとは違って、単純にHが楽しめ、しかも金銭的な代償はほとんど求めてきません。ここまで出来たらおとーさんは相当な不夜城の住人です。

 

サウナや床屋の小姐の場合、おとーさんも安心して遊べますし、病気のリスクは多少ありますが、スキンをしておけばかなりリスクは軽減できます。中国で遊ぶならサウナや床屋の小姐を贔屓にして遊ぶ、これが一番お金もかからず安心して遊べる方法ではないでしょうか。ただし最大のリスクは未成年で16歳以下の小姐の場合です。万が一にも小姐にトラブルがあった場合、おとーさんにも波及する恐れがあります。ロリ好きのおとーさんはその分リスクが有る事を肝に銘じて、少なくとも19歳以上の小姐を相手にしましょう。

 

最後にレアケースですが小姐が本気になった場合は、そのときはあきらめて囲ってあげましょう。囲うにしてもかなり安くつくはずですし、おとーさんに尽くしてくれる事間違いなしです。完全にヒモ状態の人もかなりいます。勇気を出して第二の人生を歩みましょう。

小姐の選び方 (4)

サウナ、床屋編 (上)

 

サウナや床屋と言うのは基本的に売春を前提にしている所です。サービス方法や形態はいろいろありますが射精産業には変わりありません。風俗好きのおとーさんは自分の欲求に対して真面目に生きておられるので、こうゆう場所での遊びは欠かせません。おとーさんが男であるための確認をするのが目的なので、金銭はそれに対する小姐たちへのお礼の気持ちと解釈した方が分かり易いかと思います。そしてこれはワールドワイドに当てはまる事だと思います。

 

良きにしろ悪きにしろ、こうゆう場所で働く小姐たちはある種の贖罪感を背負って生きています。小姐たちは身体を売る行為である者(肉親、親族など)の生活を支えている事実を、羞恥行為の罪と引き換えにして頑張っているのです。ですからここで働く小姐たちはある意味カラオケやクラブなどの小姐と違って精神的に純粋な所があり。本当にサウナや床屋で働く小姐たちを1人の恋人の様に扱ってあげると、彼女たちのよさが一段とよく分かります

 

遊びでサウナや床屋へ行く場合は、その重点に身体の相性があります。おとーさんは恋愛相手を探しに行くわけではないので、まず必要なのはHが好きな小姐を探す事です。小姐が積極的にサービスし自らもHを楽しんでしまう子が理想的です。本当に楽しむにはベテランに登場してもらって彼女を心行くまで堪能しましょう。

 

床屋などで経験の浅い子は、顔がこわばり、極度に緊張しています。しかしそれに反するように身体はこれからの行為を意識してすでにあそこを濡らしているような状態です。このような小姐と事に及ぶには、まず積極的に喋りかけ、気持ちをほぐしてあげるのが大切です。Hに言葉はいらないと言うのは大嘘で、Hほど言葉が重要な行為はありません。まずおとーさんの言葉でマグロの赤身をトロにして上げて下さい。その上で強引ではなくやさしく身体に触れてあげてください。小姐の緊張がほぐれた時には、マグロが蛸に変わっているかもしれません。

 

いずれにしても、サウナや床屋の小姐と心で通じ合う仲になると本当にHが楽しくなります。おとーさんもトライしてはいかがでしょうか。

小姐の選び方 (3)

クラブ、カラオケ編 (下)

出張者の巻

出張者のおとーさんは基本的に遊びが中心になるので、いかにあなたの事を上手に遊ばせてくれるかが重要な小姐選びのポイントです。時たま出張者で小姐を囲われるおとーさんがおられますが、基本的にはNGです。そういう方はどうせ囲うなら素人を探した方が無難です。

中国の夜を楽しむ為ならやっぱり選択肢の多い大型店で小姐選びをした方が無難です。基本的に身体目的のおとーさんは夜の営みの相性を考えて選んでください。マグロをつかまされた時の情けない気持ちは味わいたくないものです。こうゆう場合はとにかく何を言われようがHな言葉攻めで迫ってください。そこで乗ってくる小姐なら脈ありです。そのままあちらこちらを触ってみて、反応を確かめ良さそうであればそのまま攻め続けて下さい。

そして親しくなれば、毎回お店に行く必要はありません。たまにどうしてもと言う時だけ同伴してあげましょう。後は出張に来た時、ホテルに呼び出せばOKです。来る時に仕込んでおいた免税店の化粧品でもプレゼントしてあげれば小姐も大喜びです。あとはこってりとおとーさんのテクニックを駆使してあげればよいかと思います。

もしカラオケなどで小姐を見つける際は以下のポイントが重要です。まず顔のパーツからいくと、目は涙目の子です。目がドングリで涙目の小姐はほとんどH好きです。次は唇。唇は噛んで噛みがいのある弾力を持つ小姐はあそこも良いです。そして耳、耳はやはりなぜか小姐の方が感度良好のようです。身体は痩せ型、特にウエストの太い小姐は避けた方が無難です。ぽちゃぽちゃが好きなおとーさんもいますが、ウエスト寸胴はまず感度がよくありません。バストはやはり大きい方が良いかと思います。これは男の脳を刺激する作用がありますから。基本的には大柄な小姐は味がありません。自分の身長より10cmは低い小姐が理想です。肌は白い方がよく濡れます(これは中国の諺にもあるそうです)小姐が登場してきた時、上のポイントをチェックしてみて試してみてください。

おとーさんもいろいろ好みがあると思います。でもあまり変なのをつかまないよう注意して小姐を選んで下さい。

小姐の選び方 (2)

クラブ、カラオケ編 (中)

家族と赴任の巻

家族と赴任されているおとーさんは100%遊びが大前提ですので、家族に知られる事無く浮気が楽しめる小姐が必要です。その為には出来るだけ利発な小姐を選ばない方が無難です。少し頭のゆるい子を選ぶよう心がけましょう。年齢的にも19歳から24歳ぐらいがいいのではないでしょうか。責任のかからないつまみ食いを心がけましょう。

普段の服装もあまり派手でなく化粧もあまりしていない子が理想的です。万一知り合いその他に見られても言い訳の通りそうな服装の子で無いと後々大変になります。ですからクラブなどでは店のはねる時間まで粘って見て小姐の普段の服装を見るのも重要なポイントです。最初からつまみ食いが目的なので、容姿や身体は自分の好みにこだわった方が良いかと思います。一番の理想は出張者などに囲われている小姐です。囲われている子は、金銭的にも余裕が有りますし、自分にも囲われ者という後ろめたさがあり、より緊張感が生まれ楽しめるのではないでしょうか。

そしてもし小姐と親しくなれば、不定期にその小姐の部屋に通う事になります。その為の家への言い訳は常に2重3重と準備しておきましょう。万一の安全の為には携帯電話は2台用意しておきましょう。そして普段は2台目でやり取りし、家に帰る前に必ず電源を切っておきましょう。

もしカラオケなどで小姐を見つける際は以下のポイントが重要です。まず頭のゆるい子を見つけるには小姐の目を見る事が大切です。小姐が登場してきた時、端からきちんと小姐の目を見ていきます、すると目がとろ~んとした子が最低でも1人や2人必ずいるはずです。間違っても目元涼しい美人タイプは選ばないよう心がけて下さい。後は家庭料理では味わえないものを頂く訳ですから、出来るだけおいしいものを選んでください。

そして横に付いた時には、最初の5分間が勝負です。そこで触れて、キスまでもっていければ、彼女のゆるさも本物です。安心して最後まで攻め続けてください。そしてじっくりと料理してください。

家族の身近でする浮気は何ともいえない緊張感があり、おとーさんの男心をくすぐります。まああまりうつつを抜かしすぎると家族に気づかれかねませんので、家庭サービスもほどほどにこなしましょう。

小姐の選び方 (1)

クラブ、カラオケ編 (上)

クラブ、カラオケで彼女を探そうとお考えのおとーさん、小姐選びも目移りしてなかなか大変だと思います。容姿、性格、人それぞれ好みも有りますし、一概にこれだと言う選び方は有りませんが、おとーさんの境遇によっては、選び方も変えてみた方が良いかと思います。

単身赴任者の巻

単身赴任者のおとーさんには基本的に人並みの生活を送れるように、あなたの事を構ってくれる家庭的な小姐が必要です。いつも酔いつぶれて、風呂も入らず寝てしまい、朝になって今日着ていく下着も無い事に気づき、えずきながら歯を磨いて朝飯を食べずタクシーに飛び乗る、そんな生活を送っていると、1年足らずで身体が蝕まれてしまいます。

最初から囲いを頭に入れて接近する必要がありますので、容姿や身体より性格を重視する必要があります。そこで私ならひなびた場末のクラブのような所で、たまにいる日本語勉強中の現地小姐がお勧めです。そういう子が見つかれば、熱心にお店に通って口説き落としましょう。ただし店はやめさせずに続けさせるのもポイントです。完全に囲い込んで外の世界から遮断してしまうと、おとーさんの自由が奪われますので。

そして親しくなれば、小姐に部屋を借りてやり、そこへ通い夫をして、自分の部屋はそのまま置いておきましょう。規則正しい生活の為には現地妻は不可欠です。本気で妻を捜すつもりで選びましょう。

もしカラオケなどで小姐を見つける際は以下のポイントが重要です。まず笑顔の素敵な子が一番です。顔が綺麗とかいう話ではなく、小姐が登場してきた時、端からきちんと小姐の目を見ていき、明るく笑顔を振りまく子から目星をつけましょう。その次に笑いを取るような事を聞いてみましょう。“モンゴル人の人”とか“35歳以上の人”とかそんなたわいも無い質問をぶつけて小姐たちの反応を見てみましょう。そこであなたの言葉に反応して恥ずかしそうに笑ってくれれば脈ありです。また飛び切りの美人は避けた方が無難です。少しぽっちゃりした子、美人ではないが可愛い感じの子であれば、それほど時間とお金をかけなくても囲える可能性が大です。

仕事もなんにしても体が一番の資本です。おとーさん方も出来るだけ早いうちに彼女を見つけましょう。

小姐の夜遊び

若い頃はよく、店がはねると夜食を食べに行くのではなく、そのままクラブやディスコへ遊びに行きました。小姐たちも遊びたい盛りなので、喜んで付いてきます。そのまま店で朝の4時頃まで飲みつづけ、小姐の家に転がり込んでいました。今はもうそんな事が出来る年齢では有りませんが、とにかく明け方まで小姐たちの夜遊びに付き合っていました。

マージャンに誘われた事も多く、夜中の1時頃から朝の8時頃まで打っていた事も有ります。賭けマージャンといっても身内のマージャンはレートもたかがしれていて、どれだけ負けても500元以内に収まる程度のマージャンでした。しかしギャンブルにはまってしまう小姐も多く、特に四川省の辣妹子と浙江省の温州姑娘はマージャンで熱くなりすぎて、身体で賭けの借金を返している子もかなりいました。

クスリもクラブやディスコで簡単に入手できました。有名な揺頭丸はどこの店でも売っていましたし、覚せい剤、大麻なども店の従業員に頼めば手に入るようでした。さすがにクスリに手を染める小姐は少数派でしたが、揺頭丸ぐらいはほとんどの小姐が一度ぐらいは試した事が有ると思います。

最近上海の日本語の雑誌にホストクラブがオープンしたと載っていました。独身の日本人女性を対象にしたお店のようですが、これからは日本並にカラオケ小姐が遊びに行くお店が多くなるのではないでしょうか。

もともと日本に行った事のある中国の就学生は、食い詰めるとホストや女性向のマッサージ店で働いていた人も多く(上海で有名なカラオケチェーンのオーナーも日本でこの手のアルバイトをしていたようです)、ノウハウはかなり持っているので、一気に広まる可能性は有ります。これで小姐たちの夜遊びも一気に変わるかもしれません。

不夜城にもバリエーションが出来てこれからはいろいろな産業が出てくる可能性があります。小姐たちのお金もどんどん循環していけば夜の景気はもっと盛り上がるのですが。

小姐とクルマ

最近の小姐のよく聞く話題は車の免許の話。中国の車はもともと税金がすごくかかっていて、日本で買う値段の倍ぐらいしていたのですが、これもWTO加盟の影響で、輸入車の枠の拡大と、関税の低下が決定し、国産車(国産と言ってもほとんどは海外企業との合弁、もともとヨーロッパ系の会社が多かったが、今はアメリカ、日本、韓国企業も数多く進出しているし、今ではBMWなども中国国内で生産している)もだんだん値段が下がって来ました。

日本での60年代の憧れの3Cといえば、カー、クーラー、カラーテレビでしたが、中国で言えば1990年以前の一般家庭では、同じ様に夢の商品でした。ところが今ではカラーテレビはそれこそ世界一の生産シェア―を持っているし、クーラーも都市部ではすごい普及率で、ほとんどの家庭が取り付けていています。

そして最後に残った夢の商品が車。これだけは普及してきたといえ、一般家庭がマイカーを持つまでにはほど遠く、北京、上海などの大都市はナンバープレートの数量規制もあり、各家庭が持つまでにはなかなか普及していません。そして今若い小姐の間で一番のステータスは車を持つ事、これに尽きます。

また去年上海で開催されたF1も大きく影響しているのかもしれません、上海のカラオケの小姐たちは、おとーさんに連れられて大挙して観戦していましたので。車のかっこよさを初めて肌で感じたのかもしれません。

昨年中国では交通法規が大幅に変更されました(以前は人身事故でも歩行者が悪いという判断が多々ありましたが、今は歩行者保護に変更されています)。もともと交通ルールが有って無きに等しい状態だったのが、新人ドライバーの急増で事故が大幅に増え、それに伴い免許証の取得もかなり厳しくなっているみたいで、小姐たちも教習に行くと順調に進まないとぶりぶり怒っています。

しかし憧れの車に運転できればとの思いで、普段はわがまま言いたい放題の小姐たちも、大人しく教習を受けているようです。きっと2~3年後には、若い小姐ドライバーが運転する車が今よりもかなり増えているかと思います。

小姐のおねだりも、これからは車が主流になってくるでしょう。
小姐「ねえ、私今度車の免許とったの、車欲しいんだけど、どんな車がいいかな?私が車買ったらあなたを空港まで送ってあげれるし、仕事でどこか行く時も送ってあげるよ。」
こうゆう話がこれからよく聞かれるかと思います。おとーさんもせいぜい車の値段を勉強して、高い買い物をしないよう心がけて下さい。

小姐不足

先日ある地方都市での話、よく顔を出す置屋のママが、小姐不足を嘆いていました。このママはかれこれ5年は置屋を経営しているのですが、去年の旧正月に田舎に帰った小姐が今年に入っても戻ってこないらしいのです。

中国の人手不足は今では中央電視台の番組でも堂々と語られる深刻な問題になってきました。特に軽工業の業界は、雑貨、靴、衣料関係の工場が特に大きな打撃を受けており、WTO加盟により輸入規制枠が解禁になった事で、欧米向輸出の増加を目論んで設備を増設した工場などは、熟練工の引き抜き合戦で工場経営自体立ち行かない所も出てきています。

我々もこうした現象を、小姐が風俗業に流れていくから人手不足になると冗談半分で言っていたのですが、その流れてくるはずの風俗業でも人手不足とは結構驚きました。

ママの話では、地方都市ほど風俗業に対しての政策が緩やかで、その街でもいたるところに置屋が乱立しているのですが、置屋の乱立により風俗業はデフレ現象が起きていて、身体を張って働く小姐にとっては、あまり魅力が無いと考え、同じ身体を張るならもっと稼げる大都市で働きたいと大規模な労働移動が始まっている様です。

ママも人がいないので、近郊の村へ人買いに行くらしいのですが、田舎の子でも今では直接大都市に出てしまい、なかなか人が集まらないようです。そうなると他店から小姐を借りたりするので店を運営するのもなかなかしんどいようで、店をたたむ事も考えているようです。

中国のインフラは確かに整備されてきています。がしかし、人間の教育がそのスピードに追いつかず多くの軋轢を生んでいます。10年前には考えられないほど人々の移動が簡単になり、‘お金を儲けよう’のスローガンの元、どんどん大都市に人が集中してきます。

このごろ共産主義っていったいなんだったんだろうと考える時があります。17年前天安門事件の後、ある共産党党校に行ってる学生たちが語った彼らの理想(共産主義の究極の理想はお金の要らない社会、家も、食事も、何もかもタダ、っていうか通貨の無い社会。だからカラオケ、サウナ、床屋も全部タダ、な訳ないか)と対極の所に進んでいるようで、ちょっと昔の‘為人民服務’の中国に郷愁を感じてしまいます。今じゃ‘為有銭人服務’ですから。残念!