無法地帯 | 小姐的不夜城故事

無法地帯

広東省東莞市は犯罪の温床になっています。ここは多くの出稼ぎ労働者を集積してきた所ですが、多くが外資系や台湾、香港の会社の為、資本家と労働者の区別が色濃く反映される街で、若くして(下は14,5歳から)この街に出てきた労働者は社会矛盾を目の当たりに見せられ、社会規則からどんどん外れていく方向にあり、取り締まる側の警察官も、あまりの犯罪の多さに匙を投げ、ひどい警官に至っては黒社会の親分を兼ねている場合もあり、麻薬、売春、賭博を中心に荒稼ぎをする奴も多いと言われています。


この街が特殊な街だと言える内はよいのですが、上海でも警官の対応は著しく悪くなってきているように感じます。上海市内の内環状線以内の地域は110番に電話して3分以内に警官が駆けつけるという原則があるらしいですが、肝心の110番が最近かかりにくいとの事、物取りなどに出会っても110番が話中ばかりではどうしようも有りません。出来れば特にご飯時、お昼や、夕方は犯罪に合わない様注意したいものです。警官もご飯時には食事を優先しますから。


本当に中国全土が東莞化されてきている様な気がします。警官の士気の低さは全国共通の危険な動向ではないでしょうか。皆さんも自分の命と財産は自分で守るよう、タクシーに乗れば必ず自分でドアロックを掛ける、人が多いところでは財布を出さない等気を付けてお過ごしください。


バスを待つ小妹                   後の男が襲い掛かる


そのまま道に押し倒し               もう一人の男が金を奪う