秘密(いっぱいの)警察 | 小姐的不夜城故事

秘密(いっぱいの)警察

甘粛省慶陽市西峰区のとある6階建てのビルに“同盟子KTV量販”というカラオケボックスが有り、ここでは小姐を30名ほど置いて置屋を併設していて、市民の通報により公安が検挙したところ、ここの影のオーナーは同地区の治安部隊大隊長武敬忠という男で夫婦で風俗業に励んでいた様です。


ここの小姐は上は22歳から下は18歳まで、3,4階部分がカラオケボックス、5階にラブホテルを設置しており、フルサービスで地元のスケベおとーさんを集めていた模様です。カラオケはボックスが飲み物込みで1部屋200元、上の部屋は30分40元、小姐には100元のチップで、上海など大都市よりはかなりのお得な値段なのですが、甘粛省の農民の年収は2000元以下と考えるとかなり高級な遊びです。


さてこの店が今年の5月26日に密告を受け武敬忠夫婦が逮捕されました。しかし彼らが経営していた事は公然の秘密で、更にこのあたりの役人たちも頻繁に利用していたと思われるので、店に対しての処分はたったの3日間の営業停止、現在も武敬忠の叔父夫婦が前のとおりの特殊サービス付きで営業を再開しています。


以下は創造ですが


公安局長  「いやすまんかったな、逮捕までなってしもて」

武敬忠    「局長、そりゃないっすよ」

公安局長  「いやどうも省の検察側から刺されたみたいでな、わいらもどないしょうもなかったんや」

武敬忠   「局長の女、小劉はどないしたんでっか?」

公安局長  「あいつだけは上手いこと裏から逃がしたんや」

武敬忠   「もう自分だけ上手いことやって」

公安局長  「いや、すまん、すまん」

武敬忠   「ほんでどないなるんでっかわては?」

公安局長  「公安には復帰でけへんけど、このまま不起訴になるよう、検察の脇の下くすぐっとるから大丈夫や」

武敬忠   「ほんまでっか?」

公安局長 「ほんまや!安心してまかせとき」

武敬忠   「それにしてもあの刺した奴、許せまへんな」

公安局長 「今あいつの弱みを慶陽市公安総力挙げて探してるとこや、絶対叩けば埃は出るからな、あとはあいつのバックまで抑えてしまうことだけや」

武敬忠   「局長たのんまっせ」

公安局長  「ここで抑えとかんと後々まずいからな」

武敬忠   「ほんま悪でんな、局長は!」


というような会話が交わされていた様な気がします。果たして武敬忠夫婦は何時頃出てくるのでしょうか?まだ裁判の手続きも行われていないようですが・・・。